草レース

998チャレンジ 参戦レポ!!

OICミニジャックセントラルサーキット

11月17日にセントラルサーキットで行われた第2戦に津川哲夫が参戦! ストリートミニ編集部14号車をドライブした。
ぶっつけ本番と思えぬ好タイムで、決勝では前2台より速い1:51.432をマーク! 抜きつ抜かれつでレースを楽しんだ。

 走ってきましたセントラルサーキット、ミニジャック998チャレンジ。ここは随分前に一回だけ耐久で走ったはずだが全く覚えておらず「次のコーナーはどっち曲がり?」状態、しかも生まれて初めてスプリント! 前夜は遠足前の子供の様に興奮して眠れず、いい年してるのに。この2年耐久レースも走ってないし足も悪くしてやっと治ったとこなのでプレッシャーガチガチ。車はお初の黄色ミニ、ナンバーはお馴染14番だがインパネも違い、結構真剣にコクピットドリル。おまけに今回プラクティスなしでいきなり予選。空気圧設定もままならず何とかコースを覚える為に必死で、走り慣れた中山の様には上手くゆかず17台中13番目で予選通過。レースは無事スタート、接触もスピンもなく持ち堪えてレースを進め、結果ラップタイムは右肩上がり。後3つのコーナーを上手く処理出来れば1秒近くは向上可能?ってトップ集団はそれだけ遠いわけで彼らはスタートと同時にハイさようなら、それでも我ら後方集団は大バトル。スリーサムでの第一コーナーやスリップの奪い合い、インからアウトから最後の数周は恍惚の戦い「ミニレースをやらないと言う選択肢はないやろ!」結果予選から1番上りの12番、トップテンは遠いが次の機会があれば必ずやと70親父は心に誓ったのでした。

ミニレースに誘われたのは12年前、そのレース参加を知った友人達が還暦祝にプレゼントしてくれたのがアルパインスターの真っ赤なレーシングスーツ、それを着てミニ耐久を年一で走って早10年。今年古稀を迎えて何と初スプリントレース、気分だけはまだコケ(古稀)へんでーっ

マイティドッグがサポート

車検も進行もメンテもマイティドック任せ。何の問題もなく無事終了できたのも皆彼らのお陰です、お世話になり有り難うございました。

車検!

予選!

13番グリット

練習走行無しで、ほぼ初めてのコースと初めての車でいきなり予選。コースを覚えるのに一苦労で現実に予選中にレースラインを半分ほど把握出来ないままでお茶を濁してしまった。実際レース中のラップタイムの方が予選よりも速かったしって、これは予選13番手の言い訳に過ぎないけど。

決勝!

すっごく楽しく激しいレースバトルだった。3台並んでのコーナー進入、スリップの奪い合い、コーナーでのブレーキングとイン争い、久々にレーシーな感覚が蘇り「これぞレースの神髄だっ」て、気分の高揚が半端なかった。

津川 哲夫/tetsuo tsugawa
’76に渡英、F1メカニックとして就業。
現在はF1ジャーナリストとして、評論・解説・執筆活動を行っている。